
アフターピルは薬局やマツキヨでは買いづらい!どこで買えるかを分かりやすく解説
2025-07-18
アフターピルは対面診療・オンライン診療・薬局(処方箋なし)のいずれかで購入できますが、条件や費用、対応の早さには違いがあります。
それぞれの選択肢にはメリット・デメリットがありますが、早く確実にアフターピルを服用したい方には、オンライン診療をおすすめします。
病院処方とオンライン診療の違い、マツキヨや薬局での取り扱いの実態をふまえて、オンライン診療を活用してアフターピルを即日で手に入れる方法を解説します。
薬を処方してもらうまでの利便性や、服用までにかかる時間などから比較していますので、アフターピルを買う際の参考にしてください。
アフターピルはマツキヨなどの薬局で買える?薬局での購入条件とアフターピル購入手順を紹介
日本ではアフターピル(緊急避妊薬)は市販の薬のように薬局やドラッグストアで簡単に購入できません。
マツキヨなどの一部の薬局ではアフターピルの取扱いがありますが、事前確認や薬剤師による対面対応が必要などの制約があり、急いで服用したいときには不向きです。
薬局でアフターピルの購入を希望する場合は、店舗ごとの対応状況や販売条件を把握したうえで、薬局で購入するのが最適かを判断することが大切です。
マツキヨでアフターピルが買えるのは一部のみ!購入前には店舗への事前確認が必須

アフターピルは、マツモトキヨシ(マツキヨ)やツルハドラッグなどの一部の店舗で処方箋なしで購入することが可能です。ただし、薬局でのアフターピルの購入には一般用医薬品のアフターピルの取り扱いがあり、薬剤師による対面対応が可能な店舗であることが条件です。
薬局でのアフターピルの販売は、全国で140店舗以上が販売に対応しています。しかし、そのほとんどは関東圏や都市部に集中しており、地方の小型店などでは取り扱いがないケースも少なくありません。
すべてのマツキヨでアフターピルの購入ができるわけではないため、薬局での購入を希望する場合は、事前に店舗に連絡し、アフターピルの取り扱いや薬剤師の在中状況を確認することが必須です。
薬局でのアフターピル購入手順と利用時の注意点

参考:緊急避妊薬の適正販売に係る環境整備のための調査事業(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)
アフターピルを取り扱っている薬局が通える範囲にあったとしても、市販薬のように好きなタイミングで気軽に購入できるわけではありません。
マツキヨなどの薬局で購入する場合は、公式サイトに掲載されている文書の確認や、薬剤師の在籍時間、アフターピルの在庫有無など、多くの事前準備が必要です。購入時には薬剤師の前で服用するルールもあるなど、手間や制約が多くなっています。
薬局でのアフターピルの購入は事前準備の負担が大きいため、緊急時の手段としては不向きなケースもあります。
薬局でのアフターピルの購入が向かないケースとその理由
アフターピルが「今すぐ必要」という緊急の状況では、薬局での購入は向いていません。アフターピルを購入できる薬局やマツキヨは限られており、すぐに入手したいときに対応できないケースが多いからです。
薬局の営業時間や薬剤師の在籍時間にも制限があり、夜間や休日は店舗が閉まっていたり、薬剤師が不在のためアフターピルの購入ができない場合もあります。
また、事前に電話でアフターピルの在庫確認が必要だったり、在庫がなければ購入できないなど、購入までには時間と手間がかかります。
薬局でのアフターピルの購入にはさまざまな制約があるため、アフターピルを急ぎで確実に手に入れたい時は、薬局ではなく、他の方法を検討することをおすすめします。
アフターピルはどこで買える?対面診療・オンライン診療・薬局を比較

アフターピルは、病院・オンライン診療・薬局で購入可能です。
アフターピルは必要な時にすぐ入手できるかどうかが重要です。アフターピルで避妊効果を得るためには、性行為後72時間以内の服用が推奨されており「今すぐ欲しい」と感じたタイミングですぐに入手できるかがカギになってきます。
アフターピルの購入方法には病院・オンライン診療・薬局といった手段がありますが、選ぶべきポイントは以下の二つです。
- 自分の好きなタイミングで診療が受けられるか
- 性行為後、72時間以内にアフターピルを服用できるか
病院・オンライン診療・薬局の購入方法ごとに、利用可能な時間やアフターピルの受け取りまでの早さを一覧にまとめました。
購入方法 | 利用可能時間 | 受け取りまでの早さ | 72時間以内に服用可能か |
---|---|---|---|
病院 産婦人科 |
× 平日・昼間が中心 |
△ 移動、予約、診療待ちが必要 |
△ 受取までに時間がかかる |
オンライン診療 | ◎ 24時間・土日も可 |
◎ 最短で当日配送 |
◎ 最短1時間で受取可能 |
薬局 ドラッグストア |
△薬剤師が在籍している時間のみ | ×事前の連絡や説明が必要 | △購入できる店舗が少ない |
病院とオンライン診療の特徴を整理しながら、アフターピルを早く確実に手に入れるためにはどの手段が最適なのかを紹介していきます。
アフターピルが薬局で買えない場合は?病院や産婦人科で処方を受ける際の注意点

病院や産婦人科での対面診療では、医師による問診や必要な診察を経て、症状やアフターピルの副作用などの服用リスクを確認したうえで処方が行われます。
しかし、病院への通院が必要な点や待合室での待機時間、病院の診療時間が限られているため受診可能な時間が制限されるなど、様々な手間もかかります。
特に、深夜や休日には受診が難しく、アフターピルが今すぐに必要な場合には、性行為後72時間以内の服用が間に合わない可能性もあります。
今すぐアフターピルが必要な人にとっては診療時間の制限や、病院やクリニックの休診日が発生する対面診療は向いていないといえます。
アフターピルをどこで買うか迷ったら?オンライン診療なら早く確実に手に入る

オンライン診療は、スマートフォンやパソコンを使って、医師の診察を受けたうえで、アフターピルを自宅に届けてもらえるサービスです。
病院や産婦人科での対面診療と同様に、医師の診察を受けたうえでピルを処方してもらえるため、利便性だけでなく、安全面でも信頼して利用できます。
オンライン診療は24時間・土日でも申し込み可能で、診察も短時間で完了します。いつでも好きな時間に受診することができるので、病院の診療時間や薬局の営業時間に縛られることがありません。
また、性行為後72時間以内のアフターピルの服用に対応しやすいのも特徴です。地域によってはオンライン診療の受診後1時間でアフターピルが届くサービスもあり、忙しくて産婦人科への通院ができない方や、アフターピルをすぐに服用したい方におすすめです。
アフターピルは対面診療・薬局よりオンライン診療の方が早く確実に手に入れられる
「妊娠を避けるためにアフターピルが今すぐ欲しい」という場合、最も確実にアフターピルを手に入れる方法はオンライン診療です。
購入方法 | 利用可能時間 | 受け取りまでの早さ | 信頼性 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|---|
病院 産婦人科 |
平日・昼間が中心 | 当日(受信後すぐ) | 医師による対面診察で、体調やリスクに応じた処方が可能 | 対面の診療を受けられる 診療時間に制限あり |
医師から直接診療を受けたい人 |
オンライン診療 | 24時間・土日も可 | 最短で当日配送 ※地域差あり |
医療機関の医師が診察と処方を行うため、安全性・正規品の担保も○ | 待ち時間なしでスマホで完結 自宅に直接届く |
すぐに必要な人 病院が近所にない/開いていない人 |
薬局 ドラッグストア |
薬剤師が在籍している時間のみ | 購入できれば当日 | 診察がないため自己判断が必要 | 一部の薬局のみで対応 事前確認や説明が必要 |
近所に対応している薬局がある人 |
アフターピルは「今すぐ欲しい」と思った時に、確実に入手できる手段を選ぶことが何より大切です。
オンライン診療は24時間いつでも申し込みができ、当日中にアフターピルを自宅に配送してもらうことも可能です。
忙しくて病院や薬局に行く時間がない方や、近所にアフターピルの処方に対応しているマツキヨがない場合には、早く確実にアフターピルを入手できるオンライン診療をおすすめします。
アフターピルの購入先に迷ったらオンライン診療!24時間対応クリニックを紹介
避妊のためにアフターピルが必要になった場合は、病院やマツキヨなどの薬局よりも、オンライン診療で処方してもらう方が確実でスムーズです。
アフターピルは性行為72時間以内の服用が推奨されており、できるだけ早く服用することで避妊効果はより高まるとされています。
例えば、24時間いつでも好きなタイミングで診療を受けることが可能で、最短1時間で配送されるオンライン診療であれば、アフターピルを早く服用でき、避妊効果をより高めることが可能です。
「できるだけ早く、確実にアフターピルを手に入れたい」と考えている方は、こうしたオンライン診療の利用がおすすめです。
アフターピルのオンライン診療おすすめクリニック3選!
オンライン診療でアフターピルを処方してくれるサービスの中から、信頼性があり、多くの方に利用されているクリニックを3つご紹介します。
費用感や診察方法、アフターピルが配送されるまでのスピードなどを比較しながら、自分に合ったサービスを検討してください。
最短1時間のスピード配送!忙しい方におすすめのオンライン診療
ソクピルソクピルは、ミライメディカルクリニックが運営するアフターピルのオンライン診療サービスです。
対面の病院や薬局では診療時間や営業日の制限がありますが、ソクピルは24時間いつでも申し込みが可能で、スマホだけで簡単にアフターピルの診察・処方を受けられるのが大きな特長です。
処方されるアフターピルは72時間以内の服用が推奨される「レボノルゲストレル」で、薬代は8,800円(診察料無料)と病院よりもお手軽な値段設定になっています。
さらに、東京23区や大阪・名古屋など一部都市では最短1時間のスピード配送にも対応しています。後払いでの支払いも可能で、すぐに発送手続きへ進める点も魅力です。
とにかく早くアフターピルが欲しい方に向いているサービスといえます。
72時間有効ピルと120時間有効ピルの価格が同一!
エニピルエニピルは、料金設定の分かりやすさと、プライバシーへの配慮が特徴のアフターピルのオンライン診療サービスです。
72時間タイプと120時間タイプのアフターピルを同一価格で選べる仕組みになっており、緊急性に応じた選択がしやすくなっています。アフターピルの値段の違いで迷う必要がなく、状況に合わせた判断がしやすいのがポイントです。
また、アフターピルを配送する際のパッケージには名前や医薬品名の記載がなく、匿名での受け取りが可能です。病院の受付や薬局のカウンターで人目を気にする必要もなく、自宅に誰かがいても中身がアフターピルであることを知られにくいため、プライバシーを重視したい方にも適しています。
24時間いつでも医師からの診察を受けられる
緊急アフピル緊急アフピルは、スピード対応と丁寧なサポートの両立を重視したアフターピルのオンライン診療サービスです。
緊急避妊に関する知識と経験を持つ医師が診療を担当し、服用時の不安や副作用についても事前に説明してくれるため、初めてアフターピルを使う方にも配慮された設計となっています。
緊急アフピルの診療フローはスムーズで、問診の入力は約3分、診察も短時間で完了します。病院と比較しても待ち時間や診療時間が短いため、忙しい方でも利用しやすいアフターピル専門のオンライン診療となっています。
また、エクスプレス配送を選べば、一部エリアでは最短1時間での受け取りにも対応しています。関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に加え、大阪市や名古屋市などにも配送可能で、とにかく早くアフターピルを手に入れたい方にも適したオンライン診療になっています。
アフターピルの購入についてのよくある質問
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アフターピルを試験販売している薬局の店舗一覧は?
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アフターピルを試験販売している薬局の店舗一覧は、こちらから確認できます。
緊急避妊薬の適正販売に係る環境整備のための調査事業(厚生労働省医薬局医薬品審査管理課委託事業)|公益社団法人 日本薬剤師会
薬局でのアフターピル販売は調査研究の一環として実施されており、購入には事前に店舗への電話確認や本人確認、研究参加への同意が必要です。
また、一覧に掲載されている薬局でも、事前の電話連絡や研究参加の同意が必要です。アフターピルを薬局で購入するには条件があるため、ご注意ください。
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アフターピルの費用相場は?
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アフターピルの費用は、薬の種類や処方を受ける医療機関によって異なりますが、一般的には6,000円〜20,000円程度が相場です。いずれも保険適用外のため、すべて自己負担になります。
日本で主に使われているアフターピルは、性行為後72時間以内の服用が推奨されている「ノルレボ」と、そのジェネリック医薬品「レボノルゲストレル」です。目安として、ノルレボは約10,000〜13,000円程度、レボノルゲストレルは約6,000〜10,000円程度です。
また、海外や一部のオンライン診療では、120時間以内の服用が可能な「エラワン」が処方されることもあり、費用相場は約12,000〜15,000円程度です。
薬局で販売されている一般用医薬品のアフターピルは、医師の診察が不要で、診察料がかからない分、リーズナブルに購入できます。
ただし、アフターピルを取り扱っている薬局は限られており、販売時間や曜日にも制限があるため、緊急時にはオンライン診療のほうが確実です。
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薬局で買えるアフターピルと病院処方の違いは?
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成分はどちらもレボノルゲストレル錠1.5mgで、避妊効果に差はありません。
ただし、薬局では診察を受けずに購入できる一方で、事前準備や服用ルールに沿った対応が求められます。
医師の診察を受けたい方や、副作用が心配な方は、病院やオンライン診療などの医療機関での受診がおすすめです。
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アフターピルは未成年でも購入できる?
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薬局での購入は原則として18歳以上が対象とされています。
18歳未満の方が避妊のためにアフターピルの購入を希望する場合は、保護者の同意や医師の診察が必要になるケースが多いため、事前に確認することが重要です。
オンライン診療では、16歳以上を対象としているクリニックもありますが、条件や同意の要否はクリニックごとに異なります。
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男性だけでアフターピルを購入することはできる?
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一部の薬局やオンライン診療サービスでは、男性でもパートナーの避妊のために、アフターピルを購入可能としています。
ただし、薬局によっては本人(女性)との面談が必要とされる場合もあるため、事前の確認が必須です。
オンライン診療の場合は、申し込み時に「服用者本人の同意」を確認できれば男性からの申込みでも受け付けているケースがあります。
アフターピルの購入には薬局やマツキヨよりもオンライン診療がおすすめ

アフターピルを確実に早く手に入れたいなら、オンライン診療がおすすめです。
薬局や病院では営業時間や場所の制約があり、アフターピルをすぐに購入できないケースもあります。病院は夜間や休日に対応していないことが多く、薬局でもアフターピルの取り扱い店舗が少ないなどの不便さがあります。
オンライン診療なら24時間いつでも申し込みができ、診療から最短1時間での当日配送に対応しているサービスもあります。スマホ1つでアフターピルの購入を完結することができるため、利便性も高いです。
アフターピルの購入先に迷ったら、まずはオンライン診療を検討してみてください。
アフターピルのオンライン診療については、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。より詳しい情報を知りたい方や、自分に合ったサービスを探している方は、ぜひあわせてご覧ください。